消費者担当相 河野太郎氏が再登板
霊感商法検討会を立ち上げ
公共料金改定 賃上げも検証
8月 10 日に発足した第2次岸田改造内閣では、 河野太郎デジタル大臣 が、 国家公務員制度担当相とともに、 消費者・食品安全担当相に就任した。 第3次安倍改造内閣 (2015 年 10 月~2016 年8月) に続く、 再登板は初めて。 就任早々、 霊感商法検討会の立ち上げを打ち出し、 消費者庁のテレワークを推進する方針を示した。 公共料金の改定では、 申請した事業者の賃上げが適正に見込まれているか検証することを求めた。 国民生活の利便性と温もりのある社会のためのデジタル化の加速、 働き方改革に取り組んだ上での公務員純増に意欲を示している。 くしくも消費者庁は 2026 年の消費生活相談 DX に向け試行を始めている。 若い世代が消費生活相談員として参入でき、 地域でやるべきことに注力できる消費生活相談 DX の実現に力を貸してほしい。(相川優子)